アメリカは州ごとに法律が異なるため一概には言えませんが、基本的に国際免許証は3ヶ月までしか使えず、滞在先の州の運転免許証を取得する必要があります。これはアメリカ国内でも同じで、州をまたいで引越しをした場合など、大体3ヶ月以内に引越し先の州の運転免許証に切り替える必要があります。
それに何かとIDを求められる国ですから、パスポートなり国際運転免許証のようなデカイサイズをいつも持ち歩くより、財布に入る運転免許証が便利です。
では運転免許証の取得の仕方ですが、テキサス州の場合「Public Safety Department」で取得できます。他の州でも行政ホームページで「Driver License」で検索するとすぐに見つかるはずです。日本と異なり自動車学校に通う必要はありません。そもそも自動車学校という文化がありません。日本も必ず必要ではないのですが。
基本的には
- 筆記試験
- 路上試験
筆記試験は、州によって(カリフォルニア州など)は日本語でも試験が受けられるようです。私の住むテキサス州は残念ながら英語かスペイン語でした(^_^;)。
試験勉強には、何はともあれ現地の道路交通法を学ぶ必要があります。上述した「Public Safety Department」に行くと、無料で冊子がもらえます。また、最近は行政ホームページに行くと、電子ファイルでダウンロードできたりします。
筆記試験の内容について有志による日本語情報があります。コチラ⇒ DrKazu.com
筆記試験といっても現在はコンピュータか紙面の試験が選択でき、コンピュータだと瞬時に結果がわかるので、処理が早くて便利です。
筆記試験の合格ラインは70%。すべて4択で、質問数は50問(テキサス州の場合)。コンピュータ試験の場合は、回答するごとに正否が表示され、現在のパーセンテージが表示されるので、少し緊張します。
私はギリギリ1問差で一発合格(*^^)v
試験に合格すると次は路上試験です。予約が空いていれば、筆記試験を受けた日にそのまま路上試験を受けることができます。もちろん別の日でもOKです。
路上試験の車は、自分が乗っていった車で試験を行います。どこかのサイトで「レンタカーではダメだった」とありましたが、ここテキサスでは問題ありませんでした。昔の話のようです。但し、しっかりと保険に入っていることを示す、保険証書を見せる必要があるので、自家用車の方はお忘れなく。レンタカーの場合はレンタル契約書でOK。
路上教習の内容ですが、「Public Safety Department」の近所を5分ほど回る程度。始めに縦列駐車があります。これは少し自動車学校時代を思い出して練習しておく必要があるかもしれません。
日本で運転経験があればまず問題ないでしょう。私の場合は丁寧になりすぎて、わき道に右折する際にスピードを落としすぎてしまい「STOPが無いところで止まってはダメ」と注意されてしまいました(^_^;)
試験に合格すると、免許証が届くまでの間の仮運転免許証が発行されます。正式な運転免許証は1,2週間で自宅に郵送されてきます。
これでデカイ国際運転免許証ともおさらば(^^♪
⇒ 運転免許取得時の出来事
1 コメント:
私の場合は米国(テキサス州)の免許を取得した後に知ったのですが、インターネットで模擬試験ができます。
テキサスの場合は
http://virtualdriveofamerica.com/Merchant2/merchant.mvc?Screen=CTGY&Store_Code=VDT&Category_Code=TX-TEST&AFFIL=DMV
にアクセスして、"-CLICK HERE TO BEGIN TEST-"をクリックするとスタートします。
下記サイトからテキサス州にたどり着いたのですが、
http://www.dmv.org/practice-tests.php
もしかすると他の州のもあるかもしれません。
挑戦してみてください。
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