2008年8月28日木曜日

アメフトの簡単ルールガイド(その3):パスプレーとランプレー

ランプレーアメフトいかにボールを前に進めるか

与えられる攻撃チャンスは4回。その4回の攻撃のうちにとにかく10ヤード以上進めることが第一目標。

そこでオフェンス(攻撃)チームは、ボールポジション(エンドゾーンまで何ヤードか)、残り攻撃回数、残り試合時間などを考慮して攻撃パターンを決めます。

この攻撃パターンには大きく分けて、ランプレーとパスプレーがあります。

アメフトは、オフェンスチームのセンターの選手がボールをスナップすることでプレーが始まります。
スナップされたボールはクォーターバック(一番目立つやつ)が受け取り、そこからプレーが分かれます。
ランプレーは、クォーターバックからボールを渡された選手が走ってボールを前に進めます。持って走るのは主にランニングバックというポジションの選手です。
パスプレーはその名のとおり、クォーターバックがボールを前方にいるレシーバー(主にパスキャッチするポジション)にパスするプレーです。パスプレーの場合もキャッチができたあとはランプレーのように走ってボールを前に進めることができます。
一見すると、一気にボールを前に運べるパスプレーだけでいいじゃないかと思うかもしれませんが、弱点があります。
パスをするということはボールを手から離すわけで、ディフェンスチーム(守備)に簡単に横取りされてしまう可能性があります。
プレーの最中にディフェンスチームにボールを奪われると、その時点で攻撃権が相手に渡ってしまいます。これをターンオーバー(turn over)といいます。
つまり、自陣深いところにボールがあるときは、なるべくターンオーバーを避けたいので、ランプレーが多くなります。
ですが、当然ランプレーは人が多い中を通るのでタックルされやすく、一度に進める距離も少なめです。
ということで、ランプレーとパスプレーをたくみに組み合わせて、ボールをエンドゾーンに運ぶのがオフェンスの仕事です。

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