2007年1月1日月曜日

アメリカで購入したパソコン(英語版Windows)に日本語入力環境を設定するには

日本語入力どうすんの?アメリカでパソコンを購入したときに、最初にぶち当たる壁ですね(^_^;)。でもご心配なく。英語版Windowsでも標準機能で日本語入力に対応しています。ではその設定方法を解説いたします。

本方法については以下のサイトに図入りの説明があります。
Windows XP Japanese Input
ですが英語です(^_^;)。ということで、以下に図無しですが手順を紹介しておきます。日本語で\(^o^)/。

日本語入力サポートの設定方法


  1. まずは「Control Panel」を開きます。開き方は「Start」メニューから「Control Panel」をクリックします。

  2. コントロールパネルが開いたら、「Date, Time, Language, and Regional Options」をクリックします。該当するものが見つからない場合(たぶんClassic Viewになっていると思うので)、左上の「Switch to Category View」をクリックしてカテゴリ表示にしましょう。

  3. 表示される「Date, Time, Language, and Regional Options」画面で今度は「Regional and Language Options」をクリックします。

  4. 表示される「Regional and Language Options」画面で「Supplement language support」枠内の最下部にある「Install files for East Asian Languages」にチェックを入れて、「Applyをクリックします。すると「Install files for East Asian Languages」がグレーアウト(灰色表示)するはずです。

  5. 次に「Advanced」タブを開きます。

  6. このタブではまず下段の「Code page conversion tables」の一覧から「Japanese」にチェックを入れ、再度「Applyをクリックします。

  7. 次に上段にある「Language for non-Unicode programs」枠内にある選択リストを「Japanese」に設定します。このあたりで一旦再起動しましょう。
    この設定を行うとファイル名やフォルダ名などファイルシステムに日本語名が使えるようになります。そしてバックスラッシュが「\」円記号になります。英語版Windows用に作られたソフトウェアの中には日本語(2バイトコード)や変更されたファイルシステムの設定に対応していないものもあります。例えば"Apple Quicktime"や"Nero CD"があげられます。この場合は、本設定を「English」に戻し、再起動することで戻せます。「英語」に設定を戻した場合でもメール作成などのテキスト入力やWeb閲覧は問題なく行えます。

  8. 再起動が完了したら再度コントロールパネルから「Date, Time, Language, and Regional Options」、「Regional and Language Options」と上記手順を踏んで設定画面に戻り、再度「Languages」タブを開きます。

  9. 今度は「Text services and input languages」枠内の「Details」ボタンをクリックします。

  10. 上段の「Default input language」枠内で「Japanese」を選択します。これは起動時のデフォルトの入力システムを何にするかの設定です。英語がよければ「English」にしておきましょう。
    ちなみに入力システムが英語の場合、タスクトレイ脇に青地白文字で「EN」と表示され、通常の英語OSの入力、つまり英語だけの入力となります。日本語入力システムにすると「JP」表示となり、おなじみの「IME」が使えます。つまり英語、日本語入力の両方に対応となります。

  11. 次に「Installed services」枠内の「Add」ボタンをクリックします。

  12. 表示される「Add Input language」画面で以下の設定をします。
    項目設定
    Input languageJapanese
    Keyboard layout/IMEEnglish
    上記は英語キーボードで日本語入力をする場合です。仮に日本語キーボードを持っていて利用する場合は「Keyboard layout/IME」も「Japanese」にします。設定したら「OK」ボタンをクリックします。

基本的には以上で完了です。なお、入力システムの切り替え(英語、日本語IME)をキーボードショートカットで行えますが、これを無効にすることもできます。入力システムを切り替える必要性があまり無いので無効にすることをおススメします。間違えて切り替えてどうやって戻すか悪戦苦闘することがたまにありますので(^_^;)。
切り替えのショートカット一覧は別途掲載予定

入力システムの切り替えショートカットキーの無効化


  1. 上述した設定方法の最後の設定画面「Text services and input languages」の最下部にある「Key Settings...」ボタンをクリックします。

  2. 表示される「Advanced Key Settings」で「Hot keys for input languages」で「Switch between input languages」を選択状態にして「Change key Sequence...」ボタンをクリックします。

  3. 表示される「Change Key Sequences」画面で「Switch input languages」、「Switch Keyboard Layouts」の両方のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックします。

  4. 後の画面でもすべて「OK」を押して完了です。

2 コメント:

s さんのコメント...

非常事態には、こんなサイトも便利ですよ。
図書館でも、ネットカフェでもオッケーです。
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Sumibi.orgはローマ字を日本語に変換できる、今すぐ使える無料サイトです。
http://www.sumibi.org/
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dach さんのコメント...

sさん、こんにちは
すばらしい情報ありがとうございます。
はじめは?と思いましたが、なるほどローマ字入れた後にスペースを入れると日本語候補が出るんですね!!
よく読めって感じですが・・・(^_^;)
これは便利ですね。またネーミングがすばらしい。何故sumibiなんでしょう???
これからもナイスな情報提供お待ちしております