2006年10月27日金曜日

アメリカでのアパート探しのコツ

アメリカに3ヶ月以上住むならアパートを借りたほうがいいでしょう。

長期滞在者向けの格安ホテルもありますが、何となく落ち着きません。ベッドメイクや部屋の掃除を気にしなくていいのは魅力ですが(^_^;)。

アメリカアパートを探す場合は、日本で駅前にある不動産屋に行くのと少し勝手が違います。もちろん不動産屋みたいなのもありますが稀です。

というのも、アメリカ、特に大都市以外はアパート経営会社がそれぞれ契約オフィス(Leasing center)を持っていて独自に契約をするタイプで、日本の不動産屋のように一括してアパートの空きを管理しているようなシステムがありません(ネットの紹介はチョット別)。
よって部屋探しとなると
  • めぼしいアパートを見つけ契約センター(Leasing center)に問い合わせる
  • 不動産のエージェント経由で部屋を探す
の2つの方法のどちらかになります。
まず自分で探す場合ですが、コレはと思うアパートを見つけたら、自分で電話し希望の部屋があるか確認し、部屋を見せてもらう日時の予約を入れます。そして契約交渉からすべて自分で行うことになります。
アパート自体の探し方ですが、オーソドックスな方法は近隣のスーパーマーケットに行き、入り口付近に必ずある貸しアパートのフリーペーパー(小さい雑誌みたいになっている)を入手する方法です。「apartment rental」などと書いてあります。もう一つはやはりインターネットです。
インターネットなら日本からも見れますし、どういう部屋のタイプがあるかなど、紙面よりも詳細が載っていることが多いです。
ですが、よほど英語が堪能でない限り、一人ですべてをやるのは困難です。なので、初めてアメリカでアパートを探すのなら、不動産エージェントを使うのをおススメします。しかも日本人もしくは日本語がしゃべれる不動産エージェントを探しましょう。
2006年現在私の住むオースチンでは不動産バブルの影響もあり、不動産エージェントが沢山居ます。知り合いだけで3人。ちなみに英語で不動産は「real estate」といい、彼らを「real estate agent」と呼びます。その中に日本人の方もいます。
ではどうやって日本人もしくは日本語がしゃべれる不動産エージェントを見つけるか?ですが、コレ重要です。試験に出ます。いや出ません(^_^;)。
大抵のメジャーな都市には必ず1件はある、「日本食品・雑貨屋さん」に行きましょう。無ければ中国、韓国食品屋さんです。そちらの入り口付近、トイレの側には大抵掲示板みたいなのがあり、不動産エージェントの広告があります。しかも日本語(もしくは中国語、韓国語)が話せるエージェントです。
ちなみに不動産エージェント料金ですが、私の知っている限り"無料"です。彼らは紹介料(コミッション)をアパート会社からもらっているので、アパート契約者からはお金を取りません。日本だと違いますよね。
要するにアメリカは借りて市場で、アパート経営会社としてはエージェントにつれてきてもらうことが一番の顧客獲得になります。日本もそろそろ借りて市場のはずですが、旧態依然とした体質から抜け出せずに空き室だらけにしているのでしょう。
ということで、アメリカでアパートを探すなら、日本食品屋さんに行って、日本語がしゃべれる不動産エージェントを探しましょう!
なお、テキサス州オースチンでお住まいをお探しなら
TomokoHall.com

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